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表具師の徒然草
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宮城マスター検定

2008/07/04 11:47
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7月1日付けで「宮城県経済商工観光部富県宮城推進室」から茶封筒が届きました。封筒の裏には前出のゴム印が押されており、何の書類か?とピント来ず開封しましたら、中には「第2回宮城マスター検定試験合格者の皆様」との文書と「合格者カード」が同封してありました。近年流行の「御当地検定」の宮城版です。昨年の3級に引き続き挑戦したのですが「2級合格!」何よりです。幾つになっても「合格」の響きは心地良いものです。先月2日が確か閉め切り日で受験方法はネットとFAXの二通りだったかと。私は今回もネットで回答しました。受 検 料は無料、試験方法は四肢択一,出題数50問で出題範囲は当然ながら宮城県の産業(特産品,観光地,イベント等)を主として歴史,地名等,宮城県に関する事項が結構網羅されています。合格基準は50問中,40問以上正解すると合格とします。まあ「確率」で考えてもそれほど難儀な物では有りませんが、そこそこコアな問題も何問か盛り込まれています。47問に正解した様ですがどの設問を誤回答したかは通知されませんでした。締め切り日ぎりぎりに一発勝負、駆け込み受験組ですから、本来なら事後の自己検証が必要なのは云う迄も有りません。多忙を口実に「やれない」「やらない」は自己弁護にしかならないのは重々承知です。向学の精神不足です。さて、次は1級をと思っているのですが、どうやら「会場受験」とか。自営業の身には趣味?の領域の為に仕事を抜けて会場に向かう勇気が有りません。確かに2級迄は問題を見てから調べる時間が有る訳ですが、私の様な一発屋は設問を次々と勘と運に任せて回答する訳で正にくじ引きに近い状態です(笑)。「会場受験」とは実力勝負?なのでしょうから是ぞ正しく宮城の「マスター」なのでしょう。でも、私の様に会場に行けない方も居るのでは無いかと思います。ネット受験の場合「準1級」なんて考えてくれないかなー!?と一人思案しています。

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表装作業・虫食い補修

2008/06/27 20:00
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古い書の修復と掛軸の表装依頼を受けましたので「表装」の仕事に付いて少しご紹介しましょう。既に数十本の表装依頼を頂いている御客様からの御注文です。滲みや虫食いが各処にあります。先ず全体のくすみを落とすため洗浄作業。作品を温い湯で洗います。皆さんこの作業で驚かれますが、「墨」は非常に強いものでこの程度では流れ落ちる事は有りません。膠が枯れて炭素だけになっているの物は注意が必要ですが、その見極めも大切な作業では有ります。さて、その後部分的な滲みを抜くのですが、お客様の予算も有りますので、受注金額と相談しながらの作業程度になってしまいます。次に「虫食い」箇処の補修ですが、本紙[作品が書かれている紙]と同じ和紙を探し出さなければなりません。是が一番大変な作業と言えます。ただし此処にも「予算」と云う壁が立ちはだかります。詰まる所、出来るだけ近い質感と色調の紙に落ちつきます。この和紙を虫食いの形に切り取り本紙に埋めて行きます。是で一枚の穴の無い本紙に仕立てます。此の後「肌裏」を打って[張って]一段落です。更に「増裏」を打って一段落です。作品の趣に有った布[緞子]の取り合わせ[今風に云えばコーディネーション?]を考え要尺に裂を断ちます。裂の断ち口に糊を付けてほつれを止める作業も欠かせません。この裂と作品それぞれを約3ミリ弱重ねて糊貼りしますが「継ぐ」と云います。こうして本紙と周囲の裂が一枚の繋がったものなります。両端を4〜5ミリ折り返し上げ裏と云う和紙を張り、上部には杉材で出来た半月型の棒「はっそう」[発装とか八双とか書きます]を下部には同じく杉材の丸棒「軸棒」を取り付け[据えると云います]ます。そして掛け紐を付けて完成ですが、各作業工程でやるべき事、気を配る事など多くの要素が一つになって「掛軸」となります。
この業界も近年価格競争の波が押し寄せています。必ずしも価格と内容が正比例していると云えない状況も目にします。安いから粗悪とも云えませんし、高いから上質の仕事かとも言い切れないのです。御客様にしてみれば解り難い業界かも知れません。先ずは納得いく迄相談してみて下さい。大切な作品を委ねるのですから。
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仙台・宮城デスティネーションキャンペーン

2008/06/24 21:59
「デスティネーションキャンペーン」と言う言葉を最近地元のTV.ラジオなどでよく耳にする様になりました。正直意味が良く理解出来ません。もっと端的な表現は無いものでしょうか?どうやら「地元観光関係者や地方自治体とJR等が協力して実施する大型キャンペーンで、受け地である地元観光関係者や地方自治体は、観光資源の発掘や開発・大規模なイベントを展開するなどの受け入れ体制を整備し、JRは開催地を全国に集中的にPRすることで、全国から開催地への送客を図る大型観光キャンペーン」と言う事らしい。何でもカタカナ言葉が氾濫する近年だが、当事者である地元の観光関係者もピンと来ないキャンペーンの名称ではないかと一人心配している。「美味し国・伊達な旅」の一節も他県の観光誘致呼称と同じだとかで一悶着が有った。各市町村の皆さんはこのキャンペーンに向けてプレキャンペーンの名の下に懸命な努力と準備を重ねている様子が伝えられてもいる。呼称や表現はどう有れ、是非キャンペーンが功を奏して各市町村の持つそれぞれの良さを全国、いや世界の方々に知って頂きたいと思う。しかし、今回の「岩手・宮城内陸地震」の影響が既に県内の観光地にマイナス要素として影響しているようです。他県の人々に取って栗原市と例えば松島との距離感や実際の被害程度は理解されていない事が伺えます。何かが情報として不足しているのです、対応が必要でしょう。仙台は近年「牛タン」が有名になりましたが、BSE騒動で一旦水をさされ業界の取り組みで何とか回復傾向になり観光客の入店も戻りつつ有る様です。只、地元の消費が価格上昇に伴って低迷している事をニュースで知りました。似たようなものに「笹かまぼこ」も同じではないかと思います。地元の消費量が価格上昇に伴い低下して来ている様です。地元人が日常的に消費しないものを「名物」と据える事にやや危惧感を抱きます。具体的な解決策を持っている訳では有りませんが、自分なりに「仙台人」として地元の食に向かい合って行こうと考えています。
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さて、先週末に作並の「渓流釣り場」で一泊のキャンプをしてました。釣り場の御主人がボーイスカウト活動に御理解を頂き、例年釣りをした後キャンプを許可して頂いています。他の利用者にはキャンプの許可が頂けないとの事ですから殊更に感謝です。天気予報は見事に外れ暑いくらいの晴天となり、ボーイスカウトの子供達はキラキラ光る水面に釣り糸を垂れ、そこそこの釣果を揚げていました。この釣り場は渓流をそのまま塞き止めている釣り場なので「釣り堀」とは違ってより自然な感じが素敵です。本格的なフライフィッシャーや家族連れと幅広い方が楽しめます。
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屋根の掛かった囲炉裏場も有りますから、釣り上げたイワナやニジマスをその場で焼いて食べる事も出来ます。秋には「芋煮会」を兼ねて釣りに来る方も多い様です。山鳩、鶯が盛んに鳴いていましたし、渓谷の緑はとてもきれいでした。決して有名ではないスポットですが、こんな所を知ってもらう事も大切ではないかと思います。でも、余りに多くの人が押し寄せると弊害が発生する事も心配です。管理釣り場とは云え利用者のマナーがそのまま自然に影響を与えるのですから。観光地が抱える問題はこんな所に有るのではないでしょうか。人には来て、お金を落として行って欲しい、しかし交通渋滞や旅行客のマナーに頭を痛める。表裏一体の問題は永遠の課題として先の「デスティネーションキャンペーン」はどう展開され、何が残されるのかしっかり見て行きたいと思います。

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栗駒山

2008/06/17 20:51
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6月14日朝「岩手・宮城内陸地震」が発生しました。状況は報道されている様に大変悲惨なものとなりました。亡くなられた方々の御冥福を心からお祈り致します。4日経った今日現在未だ10名の方が行方不明との報道も有ります。一刻も早い救出を願わずには居られません。栗駒山は私の出生地、金成町から望む正に「故郷の山」でも有ります。子供の頃には栗駒山から流れ出る迫川で泳いだり釣りをしたりしたものです。平成17年の8月にはボーイスカウトの子供達をつれて「駒の湯キャンプ場」でキャンプをし、石飛八里を通る御沢コースを登山し栗駒山の頂に立ちました。
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下山後「駒の湯」で温泉に入り疲れを癒しました。その「駒の湯」が信じられない様相を呈しています。初めて映像を見たときには自分の記憶と合致しない姿を見て愕然としました。今報道されている建物が立て替えられる前にも父と投宿し、早朝お握りを握ってもらい登山した事も有ります。小学、中学と登りましたし、高校時代には学校の山荘が山麓に有りましたので、合宿登山した事も有ります。無謀にも山頂から「いわかがみ平」の沢沿い迄スキーで滑り降りた事も有りました。それぞれが今でも鮮明に思い出されます。1627.4mの山ですが宮城、岩手、秋田の三県に股がる山で皐月中旬山腹に現れる天馬の残雪形からその名がついたと云われています。高山植物の宝庫でもあり周辺には「駒の湯」を始め「須川温泉」「小安温泉」「湯の倉温泉」「温湯温泉」と多くの出湯を抱えています。
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「世界谷地原生花園」や「花山渓谷」また「行者滝」や「窓滝」など自然が造り出す景観は数えきれません。その「栗駒山」が大きく変貌したようです。不謹慎な表現に成りますが、地球規模で見ればチヨット痒い処を掻いた程度なのかも知れません。傲慢な人類に対するしっぺ返しなのでしょうか。いかに人間は小さき者で無力なのかと思います。地元の方々は人一倍栗駒の自然を愛し共生している居るのに、今回は少々厳しすぎる様に思います。「山の神」には是非怒りを沈めて頂き一日も早い緑豊かな山に戻って欲しいものです。今年、山腹に咲く花々は被害に会われた方々へのせめてもの慰めになってくれるでしょうか。
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楽天東北イーグルス

2008/06/13 16:53
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昨日、イーグルスのホームゲームを観戦してきました。ボーイスカウトの指導者を長年為さっている大先輩S.Z氏からの御誘いでした。S氏は御本人もスカウト経験者で、決して先輩面をする事無く日頃から何かとアドバイスを頂く方です。いつも笑顔が絶えない柔らかな雰囲気は、見習わなければと思いつつもなかなか実践出来ません。さて、今回は仕事の状況も一段落しましたし、天気も絶好の観戦日和です。実は楽天が発団してから球場に足を運ぶのは初めてす。以前から何度かチケットを入手してはいたのですが、日程が会わず昨日に至りました。昨年にも改装を重ねたスタジアムはきれいで、野球をシナリオの無いショーとして演じる舞台として、すばらしいと素直に感じました。球場のスタッフも常に来場者に向けて笑顔で対応する様子はまさに「ボールパーク」という「テーマパーク」です。随所に運営会社の経営方針が見て取れます。経営状況の問題が「楽天」の発団に至った経緯が有るのですから、当然と云えば当然なのでしょうが。さて、試合の方は対ヤクルト戦。先発は朝井投手。
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初回1点を先取したものの、逆転を許し負けてしまいました。おまけに満塁で交代したリリーフピッチャーが投じた初球は、ヤクルト応援団のいるライトスタンドに突き刺さる満塁ホームラン。初観戦が敗戦と苦いデビューと成ってしまいました。S氏は翌朝早い時間から予定が入っているとの事で8回の途中で共に帰路に付きました。観戦者は1万6千人程。東北他県、小学校修学旅行の団体も6〜7校観戦に来ていたようです。当然日程での行動でしょうから8時半頃にはスタンドを後にしていました。カクテル光線に照らし出されたプロ野球のゲームが鮮やかに残ってくれて、仙台の思い出として欲しいものです。しかし、自分を棚に上げてですが、100万都市にある球場で開催されるゲームの割に観戦者がやはり少ない様に感じます。サッカーの観戦者も減少気味とか。プロバスケットのリーグ戦も見られる環境に成りましたが将来が少しだけ心配に成りました。それぞれのプロスポーツを盛り上げるのも地元の、いや東北のみんなが会場に足を運ばなければ成らないと強く感じた一日となりました。
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五月晴れの下

2008/05/29 10:01
早いものでもう五月も終わろうとしています。今月は関わっているボーイスカウトの「団キャンプ」が宮城蔵王で3日から5日にかけて有り、4日のメインプログラム「千年杉ハイキング」を担当していましたので、当日の天候に気を揉みましたが、五月晴れの下実施出来胸を撫で下ろしました。蔵王自然の家からえぼしスキー場迄ハイキングコースの「カッコウコース」を追跡サインに従い歩き、ゴンドラ乗車のチケットを入手する為の暗号文解読課題に取り組みます。ゴンドラから下車すると更に追跡サインに従い「千年杉」を目指します。途中ネイチャーゲームの課題に取組みながらのハイキングでした。
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出発の時間帯は霧が発生して肝を冷やしましたが時間の経過と共に晴れ渡って来て遠く白石市内を見渡せる程に回復。全員が目的地に到着し、各課題をクリアーして自然の家に戻りました。翌日5日は愛鳥月間に因み巣箱作りに各班が取り組み、それぞれ個性的なデザインの巣箱が完成し、優秀賞の表彰も有りました。随分と準備に費やしましたが70人余りの参加者が各々思い出を刻めたのではないかと思います。
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 17日には担当しているベンチャー隊の隊集会で「海釣り」に七ヶ浜に出かけました。前回の集会で潮と釣りの関係や仕掛けの作り方など講習を受けての実釣でしたが、釣果は今一つと言ったところでした。波は然程でしたが台風の影響かやや濁り、水温も未だ低いようで魚の活性が上がらないのでしょう。我々の腕にも多少問題は有るとしても、周辺で竿を出している人達も同様の様でしたので言い訳には成りそうです。7月に再度リベンジをする事に成りました。
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24日から25日には秋保二口渓谷でボーイ隊のキャンプでした。私は指導者サイトのQM[QuarterMaster]でしたので、資材・食事等の調達担当と言う事に成ります。
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設営後のお茶に始まり、夕食、翌日の朝食、昼食と準備しなければ成りません。プログラムの内容や作業の程度に依って食味も変わりますから、塩分を控えスパイスで食欲が進むようにしたり、不足しがちな食物繊維を多く取り入れたり、とメンバーの嗜好、年齢構成や体調を勘案してメニュー構成をします。当日のスタッフサイトは9名とやや多めの人数でしたので午後のお茶の時間後に夕食の準備に取りかかりました。
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夕食のメニューはサフランライスと野菜たっぷりキーマカレー・鶏手羽元と春野菜のポトフ・豚ロースの柔らか煮・牛蒡サラダ・ガーリックトーストを用意しそれぞれの嗜好に対応したつもりです。各鍋は空っぽに成りましたから評判はまずまずと言ったところでしょうか。
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翌朝の朝食は昨夜余分に作り置きしていたポトフに春キャベツを足してやや味を濃くして。育成会のJさんから差し入れ頂いたパンにジャム・ヨーグルト・スクランブルエッグ・チーズ・野菜ジュース。
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お昼は地元スーパーさいちで調達した胡麻と粒餡のおはぎ[今の時期なら牡丹餅と呼ぶのが適切かも知れません]にシーフードヌードル・蕗の煮物・筍と蒟蒻揚げ蒲鉾の煮物。中高年の我々にはややカロリーオーバーかも知れません。それに然程身体を動かしていませんし。何はさておき「おはぎ」いや「牡丹餅」は大変美味しく頂きました。皆さんも秋保にお出掛けの折には「さいち」の「おはぎ」是非頂いてみてください。さて、昨日スイスの男性と結婚しスイスで暮らしている従姉妹からVICTORINOXのナイフが送られて来ました。今年のヨーロッパ杯がスイスとオーストリアで開催される記念バージョン品です。彼女は私がボーイスカウトなどで良くキャンプをしている事を思いプレゼントしてくれたのです。春に来日した折、松島を案内したお礼の様ですが、とても嬉しい贈り物です。コレクションに思い出の一品が加わりました。今月は此の様に山、渓谷、海と宮城を東西に駆け巡ったひと月と言ったところです。そう言えば「宮城検定」が始まったとか。今年は2級に挑戦しようかしら!?
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雨のハイキング

2008/04/22 21:30
先週末の土曜日、宮城蔵王山麓でハイキングをして来ました。前夜からの雨は止む事は無く時々雨脚が強く成る中での行軍です。何故の雨中ハイクかと云うと、5月の連休にボーイスカウトの団キャンプが予定されており、プログラムで「蔵王自然の家」から「えぼしスキー場」にある「千年杉」を辿るハイキングを計画しているからです。我々指導者はプログラム実施にあたって、「下見」は欠く事が出来ないものとなっています。コース上に潜む危険箇所の抽出や、参加対象者の年齢、体力などを考慮しながらトレースして行きます。この下見[事前調査]に依って全ての不安要素を排除出来る訳では有りませんから、プログラム立案には更なるシュミレーションをしながらの作業となります。今回のハイキングプログラムにはスカウトスキルを試される課題の設定ゃネイチャーゲームの要素を組み入れます。益してや今回の団キャンプは幼稚園年長から高校生迄が混成班となって5班での活動となりますから、より綿密な計画が要求される訳ですが、悪天候とあって思うに任せられない「下見」となりました。更に、目的地にしている「千年杉」迄は行く事が出来ませんでした。キャンプ当日が雨なった場合を想定したコースを確認し、再度29日に下見する事で下山と相成りました。今回の下見には20代から50代後半の指導者5名が参加しましたが、子供達の年齢差よろしく体力差が如実に現れてしまいます。日頃の運動不足を嘆きつつ、然し乍ら自然の中に身を置く事の心地よさを皆感じている様子。道すがら「昼御飯は美味しいも物を!!!」との所望に応え、副団委員長が当地に来ると良く立寄る遠刈田温泉街の蕎麦屋さんに。全員「鴨つけ蕎麦」を注文する事となりました。想像量以上の鴨肉とやや甘めのつけ汁には葱とキャベツが入っていています。このキャベツの甘さと歯ごたえが何とも言えず、大満足の少し遅めの昼食となりました。「後は温泉!!!」との声が上がりましたが、帰宅を急ぐメンバーが居た事と、帰ってからプログラムの方針を確認する作業が残っている事で後ろ髪を引かれながらの帰路に付きました。途中代掻きをしている田圃もちらほら。翌日の日曜、20日は二十四節気、春の最後を告げる「穀雨」。穀物の成長を導く春雨の頃を指すのですが、夏日と成るような晴天でした。農家の方は愈々稲作作業の本番が始まる様です。蕎麦は大好きですが、御飯も大好きな私は今年の作柄も心配です。食料自給率の低下が嘆かれながら、農家を取り巻く環境は決して良いとは言えない状況は周知の事です。農作業をした事も無い役人と政治屋が農業政策を司っているのですから何をか言わんやです。日本の農業が衰退しても海外から潤沢に食料の供給が有るかの様に錯覚しているうちが華なのかもしれません。ブームに乗りやすく醒めやすい国民ですから今の中国食材の件もじっと我慢の子でしょう。日本の農業が支えているのは単に食料の供給に留まらず、環境保全にも多大なる影響を与えてくれている事を再確認しなければ成らない事です。先ずは身近の農家が生産する新鮮、安全な野菜やお米を求め、元気に成って頂ことが自分に出来る事でしょうか。そんな事を考えながらの帰路となりました。
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花まつり

2008/04/08 14:24
今日4月8日は釈尊、即ちお釈迦様の誕生日で「釈尊降誕会」所謂「花まつり」の日です。花御堂に水盤を置きお釈迦様の立像に甘茶を注ぎかけて拝みます。この注ぎ掛けた甘茶で墨を摺って虫除けの文言を書き玄関に逆さ張りする風習も有ると聞きます。書道が上達するとも聞いた事が有りますがその効果は定かでは有りません(笑)。兎も角仏教徒には心に留め置かなければ成らない日なのですが、クリスマスの様にコマーシャリズムには載らないためかなかなか採上げられる事も少ない様です。梅や桜、一見蓮の花が閉じた様にも見える木蓮が咲き、野山が緑色を濃くし始めるこの時期にお釈迦様が誕生された事に何かしら、生命の神秘を感じます。お釈迦様は「生老病死」と云う、命の不可避的命題に付いて考察して、のち悟りを開かれたとか。決して四季折々の美しい日本での事では有りませんが、私は何故かしらこの美しい日本での史実の様に錯覚してしまいます。「世界は美しい。そして命は甘美たるものである。」という言葉を晩年残されたとも。世界の情勢は中々安泰としていませんが、春本番の日本は本当に美しいと感じます。色彩の乏しい冬から目覚め一斉に花を付ける「桜」は殊更日本人のDNAを呼び起さずには居られません。多いに「春」を愛でましょう。しかしながらあのカラオケまで持ち込むドンチャン騒ぎの無礼講だけは御勘弁願います。
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緑の募金と新筍

2008/04/07 18:32
二十四節気の清明(三月節)を迎えたこの時期になると、週末の街頭に「緑の募金」活動を目にする機会が多くなります。私の所属しているボーイスカウトの団でも昨日の日曜日、仙台市地下鉄の北の終点「泉中央駅」周辺で募金活動を行いました。例年ベガルタのホームゲームが開催されますと人出が多く募金に応じて頂ける方も多いのですが、昨日は残念ながらアウエーのゲームで人通りは今ひとつでした。しかし、スカウト達の掛声に応じて頂き、沢山の善意を御預かりしました。募金の中から実施した団体には還付金が有るのですが、我が団ではオイスカの「子供の森計画」[http://www.oisca.org/]に寄付を続けています。フィリピン・東ネグロス島エリアのマングローブ植林の苗の購入資金に充てられています。また、集会で利用している公園に花水木の苗木を植樹したりと緑化活動に活かされている訳です。募金に応じて頂く方の多くは、やはり環境問題の温暖化抑制策としての一面を持つ緑化活動に理解を頂いている事と感じます。秋の「赤い羽根募金」にせよ今回の「緑の募金」にせよ募金して頂いた方々の善意に感謝しながら仲立ちとなる私達はその思いを具体的行動に結びつける責任が有ります。 そんな思いをして帰宅し玄関を開けると出汁の良い匂いが漂います。82歳になる父が「新筍と固豆腐の炊いたん」を調理していました。昨晩米糠で湯がいていましたので筍料理の予感でしたが・・・。えぐみの無い清生とした味わいに春を感じます。白ワインをグラスで二杯程頂き、旬の若布の芽株刻みと筍御飯で美味しく夕御飯を頂きました。「お爺さん、御馳走様でした。」

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進路決定

2008/03/13 20:35
ボランティアでボーイスカウト活動に関わっているのですが、担当しているベンチャー隊[中学3年生から20歳迄]のスカウト達から、春の吉報が届きました。高校受験の三人はそれぞれが希望校への合格を果たしました。また、大学受験組三人も、仙台市内、千葉県松戸、京都府とそれぞれが希望校に合格。目出度し、目出度しです。「光陰矢の如し、学成り難し」とは良く言ったもの。学生として過ごす時間は意外と早く過ぎると感じたのは実体験。それぞれのスカウトが各自の目標に向かって果敢に挑戦し続けて欲しいものです。県外に出て行くスカウトは、他国の「水」を飲んで故郷の「水」との違いを感じる事でしょうし、新たな発見も得られる事でしょう。そんな感覚を大切に育んでくれればとも思います。何か有ったら、故郷には仲間達がいる事を思い出してください。弥ぁ〜栄! 弥ぁ〜栄! 弥ぁ〜栄!
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春遠からじ

2008/03/13 19:48
昨日、掛軸の納品に美里町に行ってきました。途中迄三陸自動車道を利用した方が早いのですが、時間に余裕が有ったので利府街道から346号線佐沼街道をドライブです。鳴瀬川の支流、吉田川に注ぐ更なる支流が街道沿いを流れ、土手には桜並木が延々と続きます。車窓からも蕾みがほんのり赤くなっているのが見て取れます。午後の日差しを浴びた近くの里山の木立も全体にぼんやりと赤みを増したり、若葉緑になっているのに気付きました。啓蟄を過ぎているのですから当たり前と言えば当たり前なのですが、仕事場に籠っていると自然の日々の変化に疎くなります。桜の開花時期にこの川をカヌーで漕いだらさぞかし極楽気分≠セろうと仕事そっちのけ、極楽蜻蛉状態のドライブでした。無事先様との時間に到着。一時間程で用件も済み、夜に塩釜市内でボーイスカウトの地区委員会が有り進路を一路「塩釜」へ。346号線を南下し45号線に。松島の海岸通りの観光土産店は既にシャッターが降りて閑散としていました。時間が時間ですから当然観光客らしき人通りも無く、何かしら「舞台裏」を見せられたような不思議な感覚を勝手に抱きながら通過しました。ここから塩釜迄は何カ所かのトンネルを通過するのですが、道は海岸線に沿って進みます。夕闇迫る中にぼんやりと松島の島々が見えます。正に日本画か水墨画の世界です。日中の輝く海原に浮かぶ島々も絶景ですが、朝日が昇前や暮れなずむ頃が何とも表現し難く気に入っています。途中、高校受験のスカウト達から次々と吉報が入り一層春を感じた一日になりました。
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雛人形

2008/03/06 17:05
3月3日のひな祭り「桃の節句」は五節供の一つで「上巳(じょうし)」とも呼ばれます。五節供とは1月7日の「七草の節句・人日(じんじつ)」、「桃の節句」、5月5日の「菖蒲の節句・端午(たんご)」、7月7日の「七夕の節句・七夕」9月9日の「菊の節句・重陽(ちょうよう)」をさします。ひな祭りの起源はやはり古代中国。まだ水も温まない川で身を清める儀式が日本に伝わり、貴族の子女の遊び「ひない祭り」と合わさって、さらに武家社会、庶民と日本独自の展開を歩んだようです。日本の年中行事の起源は中国から伝わった物が多いのは周知の事ですが、アレンジの得意な日本人気質はこんなところからも感じられます。最近中国との関係がまた、緊迫の様相を呈していますが、歴史からも切っては切れない関係である事を再考する必要が有るようです。文化の近い民族としてお互いさらに理解を深め合う努力が必要でしょう。さて、「桃の節句」に話題を戻って、我が家の雛人形は有田焼の小さな御雛様です。表情が素朴で、色彩も落ち着いていて気に入っています。急いで仕舞い込まずとも婚期を逸する心配も無い我が家では、次の「兜飾り」にバトンタッチする迄今月一杯玄関ホールに鎮座しております。邪気を払う神聖な木と言われる桃の木と一足早いチューリップが脇に添えられ、少しだけ早い春を感じさせてくれます。
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薪ストーブ

2008/02/29 17:59
今年の冬は今月2月に集約されたような天候でした。例年風の強い冬が多い仙台ですが、特に後半は「暴風雪」に見舞われました。今週は某住宅メーカーの新築住宅に「暖炉」の設置工事が有り、現場である山形と仙台の往復の一週間となり、正に命がけの山形高速道路でした。ここ10年来「暖炉」や「薪ストーブ」の設置するデザイン設計を(有)デクソン仙台様から依頼を受けて関わってきました。今年は特に石油の高騰で問い合わせが多いようです。暖炉や薪ストーブは憧れのツールでも有るようです。我が家も米国・バーモントキャスティング社のレゾリュートアクレイムが今の季節は大活躍です。薬缶には常に熱々のお湯が湧きますので、夜には湯たんぽに移し暖かい寝床を提供してくれます。確かに「薪」の確保やチェーンソーでカットし、斧で割って積み重ねて乾燥させてと事前の作業の苦労が有ります。しかしオレンジ色の揺らめく炎を眺めているとなぜか心が安らぎます。時々爆ぜる音もスパイスです。薪ストーブは3度暖まる。即ち『薪割りで暖まり、炎で暖まり、そして心が暖まる』という諺が有るとか。海外ではストーブ排煙に対する規制が有り、二次燃焼室を設けるなどして対応してあります。機能は当然価格に反映されますから決してホームセンターなどで販売しているような代物とは比較になりません。燃焼効率も非常に高く、燃やす薪の量に対して残る灰の量は想像以下です。灰は庭の土壌改良に役立っています。住宅の隣接した地域で設置を考えている方は是非高規格の製品の検討を御薦めします。場合に因っては排煙によって近隣トラブルにも成りかねませんから。ストーブを愛せる方は近隣愛も兼ね備えている事でしょうから老婆心だったかも知れませんね。明日から3月暖かな春の訪れも間近ですが、我が家のストーブはもう暫く炎を揺らめかしそうです。
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「色紙・短冊掛け」のアルバム編集しました。

2008/02/26 19:48
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大正ロマン的布地を斜めに配し、色紙と短冊を掛けられる様に糸掛けして有ります。洋間にもマッチします。他にもデザイン豊富な色紙掛けをアルバムにまとめました。是非ご覧ください。
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タペストリー風掛軸

2008/02/13 17:54
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洋室のリビングに掛けられる様に「和歌三首」をタペストリー風にまとめました。
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「表具師の徒然草」開始します。

2008/02/13 16:46
ホームページを開設しブログを貼付ける予定でしたが、諸般の事情で大分遅くなってしまいました。今後は時々のぞいて頂ければ幸いです。仕事は美術表装をメインに商業施設や建築の意匠設計・デザインもこなしています。表装では掛軸、額装、屏風などが主な仕事。古布や着物裂の再生利用した表装にも取り組んでいます。あながち、保守的な分野では有りますが、伝統的要素と近代的感覚を織り込んで、作品がより際立つ様に、設える空間にマッチするよう仕立てる事をモットーとしております。独自の技法「裂象嵌」なども開発し、「表装」の範囲拡大を模索しているところです。仕事場は仙台駅南側、城下町町名の残る「三百人町」の「仙台御筆」製造販売をしている老舗の二階。以前は二階の窓から「屋敷林」が見受けられ、春になると一足早い桜を愛でる事が出来ましたが、近年は都市化が急速に進み、マンションなどに立て替えられ寂しい景色となりました。救いは近くのお寺さんの境内に有る30mほどの「大銀杏」の木。秋になると黄色に染まった葉々が風に揺れて心を和ませてくれます。晩秋、近隣の方々には落ち葉が悩みの種の様ですが、路面を風に舞う黄色い葉は何とも言えない風情を醸し出しているのですが・・・。さて、今後は仕事、趣味、ボランティアで活動しているボーイスカウトの事も折に触れて話題にしていきたいと思います。末長いお付き合いをお願いいたします。
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